ドラマ『VIVANT』第1シリーズ 第2話(2023年7月23日放送)

ドラマ『VIVANT』第1シリーズ 第2話(2023年7月23日放送)

 

 


『VIVANT』第2話(2023年7月23日放送)

1. 日本大使館での攻防

第一話の復習

丸菱商事の乃木は、誤送金された140億を取り返すべく、中央アジアの国バルカにいた。

第1話の最後で命からがら日本大使館へ逃げ込んだ乃木、野崎、薫の3人。しかし安心できたのは一瞬だけだった。

外務大臣とチンギスが大使館に乗り込んで来る。

大使館の外は現地警察に完全に包囲され、爆破事件の容疑者として乃木と薫の引き渡しを要求される。

日本側は外交特権を理由に拒否するものの、このままでは帰国する方法もなく、大使館の中に閉じ込められた状態になる。

野崎は状況を冷静に見極めながら、「外へ出る方法」を探し始める。


2. 野崎が乃木を疑い始める

野崎は公安警察として、乃木の話を一つ一つ確認していく。

送金金額が1,000万ドルではなく1億ドルになった経緯や、システム操作の流れを聞くうちに、「これは単なる入力ミスでは説明できない」という結論にたどり着く。

送金額を書き換えられる人物は限られており、丸菱商事の内部に協力者がいる可能性が高いと推理する。

丸菱商事の5人の中にモニターがいると予測する。

一方で野崎は、乃木自身についても「本当に普通の商社マンなのか」という疑いを捨てきれない。


3. 「テント」という組織

野崎は公安が長年追っている国際テロ組織「テント」の存在を説明する。

誤送金された資金の流れを追うと、複数の会社を経由し、最終的にテントへ渡る可能性が浮上する。

ここで視聴者は、

  • 商社の送金ミス
  • 爆破事件
  • テロ組織

これらが一つの事件としてつながっていることを知る。

物語は一気にスケールが大きくなる。


4. 「VIVANT」という言葉

爆破事件の犯人が残した「ヴィヴァン」という言葉を野崎は調べ続ける。

海外の情報機関にも問い合わせるが、有力な情報は得られない。

その中で浮かび上がったのが、日本に存在すると噂される極秘組織「別班(べっぱん)」だった。

「VIVANT」と「別班」が関係しているのではないか。

まだ確証はないものの、このドラマ最大の謎が少しずつ輪郭を見せ始める。


5. 大使館からの脱出作戦・大使の裏切り

日本政府の協力を得て、秘密裏に空港へ向かう脱出計画が立てられる。

逃走用のトンネルを歩いて30分抜けて、ロシアに向かう計画を立てる。

外交車両を使い、現地警察の目をかいくぐって空港へ向かうはずだった。

しかし、現地警察は脱出ルートをあらかじめ知っていた。

西岡大使の裏切りで、チンギスに完全に待ち伏せされていたのである。

つまり、大使館内部から情報が漏れていたことが明らかになる。

味方だと思っていた場所にも裏切り者がいるという緊張感が、この場面で一気に高まる。

ナジムは味方で、危機を切り抜けた。

ロシアを諦め、モンゴルのヅメゴンに向かう。


6. ジャミーンを助ける乃木

避難の途中、少女ジャミーンが行ったと思われる村に薫が行きたいと言う。

ジャミンが重度の脱水状態に陥り、薫が手当てする。

野崎は「今は逃げることが最優先だ」と判断するが、乃木は迷わず残ると反対する。

ドラムがイリヤから薬を病院にとりに行き、砂漠の洞窟で5日の足止めを余儀なくされるが、ジャミンは峠を越した。

ジャミンは一旦村に帰る。モンゴルから帰国して、日本で待つと告げる。

そのため、死の砂漠、アド砂漠を抜ける事にした。

会社のお金を取り戻すことも、自分の身を守ることも大切だが、目の前で困っている人を見捨てることはできない。

これが乃木という人物の本質なのだと感じさせる場面だった。


7. 野崎が別班を説明

野崎が二人に別班を詳しく説明する。

野崎は、別班は表向きには存在しない自衛隊の非公認諜報部隊で、日本国内のテロを未然に防ぐ任務を担っていると説明した。

話を聞き終えた薫が「それで、乃木さんが別班だと間違えられたわけ?」と尋ねると、野崎は「実は」と切り出し、「お前の経歴を日本の仲間に徹底的に調べさせた」と乃木を鋭い目で見つめる。

しかし直後「だが怪しいところはなかった」と告げると、その場の緊張は一気に解け、3人は大笑いするのだった。


8. 砂漠へ向かう決断

空港から帰国する道が絶たれたことで、新たな脱出ルートを探さなければならなくなる。

そこで選ばれたのが、過酷なアド砂漠を横断する道だった。

乃木、野崎、薫、ジャミーン、そしてドラムは、命懸けの旅へ出発する。

ラクダで死神が待つアド砂漠に向かう。

途中砂嵐に耐えながら、交代でラクダの上で寝ながら、進む。

夜はラクダの背で眠りながら移動を続けていたが、翌朝になると、ラクダの上から薫の姿が忽然と消えていたのだった。

ここからドラマは企業サスペンスだけでなく、本格的なサバイバルとスパイ劇の色合いを強めていく。


第2話で新たに分かったこと

謎 第2話終了時点
誤送金 社内の誰かが関与した可能性が高い
テント 国際テロ組織であり、送金先と関係している
VIVANT 「別班」を意味する可能性が浮上
大使館 内部に情報を流している人物がいる可能性
乃木 普通の商社マンとは思えない一面を持つ
F 乃木とは正反対の冷静な判断をする存在

第2話の見どころ

第2話は、第1話の逃亡劇の続きを描きながら、「誤送金事件」と「テロ組織テント」、そして「VIVANT(別班)」という3つの要素が一本につながり始める重要な回です。また、乃木の優しさとFの冷徹さの対比がより鮮明になり、「乃木とは何者なのか」という最大の謎がさらに深まる内容となっています。

 

第2話 「VIVANT」という言葉が「別班」を指す可能性が示される。
第4話 乃木が実際に別班の隊員であることが判明し、「VIVANT=別班」が事実として描かれる。

このため、第4話のまとめで「物語は別班編へ大きく転換する」。

第2話の時点で「VIVANT=別班」という言葉自体はすでに視聴者へ提示されています。